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追憶のエコバッグ

乳幼児期の私は突然プツンと体力が尽きて行きつけのスーパーの店内だろうと、路上だろうとお構い無に寝そべって動こうとせず母はとても苦労したそうだ。
留守番させようとすれば

「ママと一緒に行くぅ?」

と大暴れして手がつけられず

「家に帰るまでちゃんと歩いてね?」

と念を押しては買い物をするも
帰りは疲労と眠さを堪えきれず約束を破るということの繰り返しでホトホト困り果てた母は、
『責任感が芽生えれば解決するかもしれない』と考え、食材や調味料や日用品などの家族の為の品物と
お菓子や小さなおもちゃ等私の為の品物に仕分けしてレジ袋に入れ、

「これは○○(私)の荷物だから、家まで自分で運びなさい」

と言い渡してみると喜び勇んで荷物を受け取り元気よく歩き出すも、
体力の限界がくるとレジ袋をしっかりと握り締めたままパタリと寝そべるという結果に終わってしまった。
ならば…と母は一計を案じ、裁縫箱の中で持て余していた布をパッチワークのように縫い合わせてハンドバックを作り、

「○○の荷物はこのバックの中に入れて運ぼうね」

と買い物の度に声掛けをしていくと徐々に歩行距離が伸びて、保育園に入園する頃には
無意識のうちにエコバッグ的役割をしていたハンドバックを誇らしげに持ったまま自分の足で帰宅できるようになったそうだ。

このエコバッグは母には子育てへの自信を回復させ、
私には『できることが一つ増えた』ことによる生きていくための自信を与え、地球にも少しだけ優しさをもたらしたと言っても過言ではないだろう。

今日では、様々なブランドでもエコバッグを扱っているので選ぶ楽しみも味わいながら、
環境について親子一緒に考える機会も作れるし、
小学生位になれば親子で家庭科の自学自習を兼ねてお気に入りのエコバッグをデザイン、制作して活用することもできる。
エコバッグを通じて、地球のためにも家庭の為にもなによりも自身のためにも見えないプラス効果を実感し、明るい未来への礎を築いていこうではないか!

この記事のカテゴリーは「エコバッグについて」です。
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